【社説】800兆ウォンに向かう来年の予算…積極財政拡大の罠を警戒するべき=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.03.31 15:17
政府が30日、国務会議を開いて「2027年予算案編成指針」を確定し、積極財政基調を継続することにした。今年の本予算628兆ウォン(約65兆円)に補正予算まで加えると総支出は754兆ウォンとなり、さらに「今年比5%増額」基調が維持される場合、来年の予算は800兆ウォンに迫る。中東戦争の影響を考慮すると、拡張的財政が必要である点は否認しがたい。問題は財政拡大ペースとそれに伴う罠だ。
すでに韓国の財政は警告灯がついた状態だ。昨年の国家総負債は6500兆ウォンと、1年で280兆ウォン増えた。同じ期間、家計と企業の負債増加率は3%台にとどまったが、政府の負債は9.8%増えた。全体増加分の40%を政府が占めた。財政が景気対応手段を越えて構造的に膨張しながら「財政中毒」になるという懸念が生じている。