【社説】北核の失踪と「イラン戦争圧力」、韓米同盟亀裂の現住所
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.05.13 11:44
米ワシントンで11日に開催された韓米国防長官会談は、最近の韓米同盟の変化した流れを端的に見せた。トランプ米大統領と中国の習近平国家主席の首脳会談を控えているだけに、北核問題対応の協調や韓半島(朝鮮半島)安全保障協力意志の再確認に重点が置かれるべきだが、肝心の北核問題に関する協議は見られなかった。共同声明には「戦時作戦統制権(戦作権)移管や同盟現代化など主要な同盟懸案を議論した」という原則的な文言だけが入った。昨年11月の韓米安全保障協議会(SCM)で共有した「北核高度化に対する懸念」さえも再確認できなかったのは明白な後退といえる。安圭伯(アン・ギュベク)国防部長官がなぜこの時期にあえて米国まで行ったのか疑問だ。
その一方で、会談の前面には米国の対イラン軍事作戦への参加要求が位置した。ヘグセス米国防長官が韓国船舶被弾事件に言及しながら「パートナーが肩を並べることを期待する」と述べたのは、単なる修辞を超えた圧力だ。特に、戦作権の移管時期をめぐり両国に隔たりがある状況で、この問題が原則的なレベルで言及された点は尋常でない。