「グローバル強大国」同時戦争に自信示す米国…北朝鮮は戦略的沈黙(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.03.06 15:37
北朝鮮の立場としては、トランプ大統領が5日(現地時間)、ホワイトハウスでインテル・マイアミのサッカーチームと共に行った行事で「世界中のイラン外交官に対し、亡命を申請し、われわれを助けて途方もない潜在力を持つイランを新しく、より良く変えるよう促す」と言及したことも気にかかる部分だ。これを北朝鮮に代入すれば、金正恩(キム・ジョンウン)唯一体制を支えている核心的な柱であるエリート階層の離脱を誘導したものと見ることができるからだ。
エリート層の離脱は急激な内部動揺につながり、体制の存立を揺るがしかねないという点で、金正恩氏が最も警戒する事項の一つというのが専門家のおおむねの分析だ。慶南(キョンナム)大学極東問題研究所のイム・ウルチュル教授は「(イラン事態は)軍事的にも心理戦の側面でも北朝鮮に示唆するところが大きい」とし、「金正恩の立場では、トランプ氏と下手に絡めば、ややもすると泥沼にはまりかねないという計算をしているかもしれない」と指摘した。