台湾で11年ぶりに“単独犯型”テロが再び発生…「15人死傷」で非常事態
19日、台湾・台北市中心部で単独犯による無差別刺傷事件が発生し、4人が死亡、11人が負傷する惨事となった。頼清徳台湾総統は20日、警察庁を訪れて捜査報告を受けた上で、警察特殊部隊の配置や訓練を含む警察の対テロ対応力の強化を指示したと、台湾の聯合報が21日に報じた。
飲酒運転で軍から追放された経歴を持つ容疑者の張文(27)の犯行は、放火から発煙筒の投げつけ、無差別刺傷に至るまで3時間にわたって続いた。20日に台湾警察が公表した犯行の詳細によると、張文容疑者は前日の午後3時40分ごろ、中山区の住宅街3カ所で放火を行った。その後、賃貸アパートに戻って着替え、犯行に使用する道具を準備した。ベランダに再び火をつけた後、台北駅まで歩いて向かい、午後5時23分ごろ、M7・M8出口の間の地下通路で発煙筒を投げ、長刀で通行人を襲撃し、1人が死亡、3人が負傷した。