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「人間に似たAIは可能か」オックスフォード大学教授の理由ある診断(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版 2025.11.17 11:29 Googleで中央日報を読み逃さない
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◇生命の「主人公」をめぐる攻防

AIが生命を模倣するのは難しいだろうというノーブル教授の判断根拠のひとつである「生命体の目的性と主体性」は事実、生物学界の長きにわたる論争の種だ。「特別な目的なく自然選択された遺伝子が生命の核心で、生命体は遺伝子の運搬体」という主流理論(遺伝子中心主義)と正反対になる話であるためだ。彼はこの問題をめぐり2022年に『利己的遺伝子』の著者リチャード・ドーキンス氏と激しい公開討論を行ったりもした。

 
ノーブル教授はこの日も「ドーキンス氏は優れた作家、優れたストーリーテラーだが、完全に間違っている。遺伝子は生命の設計図ではない」と強調した。その例として新型コロナウイルスのパンデミック状況を挙げた。以前になかったウイルスにさらされたヒトの免疫システムが自ら遺伝子を変えて免疫能力を持つようになったとし、「(遺伝子が私たちを変えるのではなく)私たちが遺伝子を変える」と話した。

遅々として進まない遺伝子治療剤開発現況も反例に挙げた。遺伝子が生命の設計図ならば2003年に人間の遺伝子地図がすべて公開(ヒューマンゲノムプロジェクト)された後もなぜ依然として遺伝子疾患をまともに治療できないのかということだ。

「遺伝子中心治療法は袋小路に至った。包括的な再評価が必要だ。単純な関連性と実際の因果関係は違う。統合失調症関連の遺伝子は約300個に上る。そのうちのどれも原因ではない。特定疾病に関連した遺伝子を見つけ出したからと病気は治療できない」。

遺伝子治療の代案に対しては「遺伝子とともに細胞と臓器、システム全体をともにモデリングしなければならない」として自身の心拍研究を事例に挙げた。彼は1960年に仮想心臓研究を発展させ、1992年に心臓細胞内に最小3~4個の生理的ネットワークが存在し、そのうちのひとつが作動を止めても残りのネットワークがその機能を代替して心臓が正常に拍動するという事実を明らかにした。フランスのある製薬会社はこの研究結果を基に心拍が過度に速くなる時に心臓に致命的影響を与えずスムーズかに心拍数を遅らせる薬品を開発した。

彼は「それでも学界は依然として遺伝子中心ではないのか」という質問に、「自分が立っていた所から退くことがそれだけ難しいため。3年前の討論の際にドーキンス氏が『あなたが正しいならば私と他の多くの科学者が50年間みんな間違っていたという話』と言った。私は(そうだと)うなずいて聴衆は笑った」として伝えた。

続けて自身を批判する主流学者に対しては、笑いながら「私の研究結果を整理した新しい本(『The Pacemaker Channels of the Heart』)が出たばかりだ。本に私の答がある」と話した。

「人間に似たAIは可能か」オックスフォード大学教授の理由ある診断(1)

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    2025.11.17 11:29
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    11日にソウル大学で開かれたフォーラムで講演したデニス・ノーブル教授とGISTの李建雨総長(右)が参席者らと対談している。ウ・サンジョ記者
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