W杯開催都市を変更するというトランプ大統領にFIFA「それは我々の権限」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.10.02 16:01
トランプ米大統領が2026北中米ワールドカップ(W杯)に関連して米国内の一部の開催都市を変更する可能性があると明らかにした中、国際サッカー連盟(FIFA)側がそれはFIFAの権限だと一線を画した。北中米W杯はW杯史上初めて3カ国(米国・カナダ・メキシコ)の共同開催となる。計16都市で試合を行い、米国が11カ所、カナダが2カ所、メキシコが3カ所だ。このうちシアトルとサンフランシスコはそれぞれ6試合を開催する。
2日(日本時間)の英ガーディアンによると、FIFAのモンタグリアーニ副会長は「W杯はFIFAが主管し、FIFAの管轄下にあり、すべての決定はFIFAがする」と述べた。英ロンドンで開かれたリーダーズウィークに出席したモンタグリアーニ副会長は「現世界指導者に敬意を表するが、サッカーは彼らより大きな存在だ。彼らの政権も、政府も、スローガンもいつかは消えるだろうが、サッカーは続いていく」と明らかにした。