中国の習近平国家主席が1日に中国の天津で開かれた上海協力機構(SCO)首脳会議と拡大会議で、「陣営対立といじめ行為に反対する」として米国に批判の刃を向けた。その上で中国主導のSCO開発銀行設立を提案し、グローバルサウス(南半球の新興国と開発途上国)の安全保障・経済分野協力強化を促した。
SCO議長国を代表して習主席はこの日、「平等で秩序正しい多極化された世界を提唱する。加盟国の安全保障と経済協力を支援するためのSCO開発銀行を早期に設立しなければならない」と強調した。習主席は演説で年内に20億元(約412億円)を無償援助し、今後3年間に銀行連合体会員銀行に100億元の新規貸付をすると明らかにした。