食べていくのも苦しい…韓国の家計支出のうち食費の割合が29%
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.06.16 08:12
家計支出のうち食費関連の割合が統計集計開始以降で最高水準に上がった。韓国統計庁国家統計ポータルによると、全国の1人以上の世帯の月平均消費支出のうち食料品・非酒類飲料支出と食事費(外食費)支出が占める割合は1-3月期に29.2%となった。関連統計を集計し始めた2019年度1-3月期の26.5%以降で1-3月期基準としては最も高い。
これはそれだけ食費負担が大きくなったという意味だ。過去には外食費を除いたエンゲル係数を活用したが、次第に自宅で食事する代わりに外食するケースが増え、外食費まで考慮しなくては現実を正確に反映できない。食費負担が増えれば住宅、教育、医療など他の主要支出を減らす圧力が大きくなる。全般的な消費減少により内需景気不振をさらに悪化させる恐れもある。