雇用は減り住宅価格は高騰…30代男性のカンガルー族が急増=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.10.15 11:23
経済の主軸として旺盛に働くべき30代の男性のうち、親の家に同居して仕事をせず休んでいる割合が大きくなっている。コロナ禍を経て製造業など男性中心の雇用が減り、不動産購入どころか結婚すら厳しい現実が彼らを就職と結婚を放棄する状態に追いやっているとみられる。
韓国統計庁の経済活動人口調査マイクロデータを分析した結果、上半期に30代男性の「休んでいる」人口は18万2000人と集計された。2014年の関連統計作成以降最大で、コロナ禍の最中だった2021年上半期の16万4000人も上回った。同じ基準で30代女性の11万2000人の1.6倍水準だ。