ビジョンが消えた韓国大統領候補の遊説場、目立つネガティブ攻勢
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.05.15 09:55
「兄嫁に暴言を吐く人、皆さんが破り捨てなければいけないでしょう」。国民の力の金文洙(キム・ムンス)大統領選候補は13日の釜山(プサン)での遊説で、共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)大統領選候補の過去を蒸し返した。14日の慶尚南道密陽(ミリャン)での遊説では「(李候補が大統領になれば)金正恩(キム・ジョンウン)独裁、習近平独裁、ヒトラー独裁になる」と述べた。
他の候補も似ている。李在明候補は金候補について「内乱に成り行きで同調した、しなかったと言葉を変える人」(13日、蔚山)と述べ、民主党の選挙対策委員会(選対委)は金候補を「尹錫悦(ユン・ソクヨル、前大統領)が支持して全光焄(チョン・グァンフン、サラン第一教会牧師)が操縦する極右内乱勢力のアバター」と非難した。李在明候補は国民の力などに向けては「内乱勢力を必ず捜し出して法廷に立たせるべき」(14日、昌原)とも話した。改革新党の李俊錫(イ・ジュンソク)大統領選候補は「年齢が74歳なのに何を成長させるのか」と金候補の年齢を問題にした。