全世界が緊張する「トランプストーム」…就任初日に政策41件覆す(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2024.11.09 11:01
4年ぶりに帰ってくるトランプ次期米大統領が国政大転換作業に本格的に着手した。トランプ氏の2期目は1期目(2017年1月ー2021年1月)の経験を基づいてさらに強力な「アメリカファースト(米国優先主義)」政策を展開すると予想される。共和党は上院に続いて、開票が進行中の下院でも過半(218議席)が有力視される。上下院をともに掌握すればトランプ氏は強力な行政・立法権力を基盤に果敢に国政を進め、バイデン氏の足跡を消そうとする公算が大きい。
トランプ氏は大統領選挙の勝利が自身に傾いた6日午前、事実上の当選受諾演説で「米国を治癒する。米国のすべての問題を正す」と述べた。選挙運動期間中には「就任初日にだけ独裁者になりたい」とも話した。来年1月20日(現地時間)の第47代大統領の就任式と同時に巻き起こる「トランプストーム(暴風)」に米国はもちろん全世界が緊張して注目する背景だ。トランプ氏はこうした作業の一環として7日、スージー・ワイルズ共同選対本部長(67)をホワイトハウスの首席補佐官に指名した。