尹政権の外交実力、「第2次トランプ政権活用法」で本当の成績表受ける(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.11.07 17:58
韓米同盟と価値外交に基盤を置いた尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の外交にとって、同盟さえも取引主義的に認識するトランプ前米大統領の再選は大きな試験台になりそうだ。第1次トランプ政権で得た「学習効果」を基盤とするものの、一層激しくなる米中競争など変化する対内外環境を考慮して高まった韓国の価値を刻印させることが賢明な「トランプ第2次政権活用法」の核心と指摘される。
第1次トランプ政権当時、文在寅(ムン・ジェイン)政権は北朝鮮問題を中心にした対米外交を展開し、米政権当局者から「北朝鮮問題さえ扱えば他の不満はない国」と評価されたりした。だが第2次トランプ政権では米国も韓国も変わった。米中間の戦略競争の次元や米国の対中圧力レベルが当時と比較できないほど高くなり、尹政権は早くから安全保障と経済の両方を米国中心に置く路線を設定した。