「庶民のために使うお金」米国のビルに投資した韓国国土交通部、1800億ウォン全額損失
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.09.04 12:03
米国の商業用不動産に投資した韓国国土交通部の住宅都市基金の余裕資金1800億ウォン(約195億円)が全額損失となったことが3日に確認された。ただでさえ庶民の住宅安定に使われる基金が減っている中で投資損失まで出し、基金運用に対する点検が必要という指摘が出ている。
国会国土交通委員会に所属する「共に民主党」の文振碩(ムン・ジンソク)議員が国土交通部に提出させた「住宅都市基金余裕資金運用現況資料」によると、先月末基準で期限の利益喪失が発生した投資資産が1件、1800億ウォン規模とわかった。これは米マサチューセッツ州ボストンの超高層ビルのステートストリートビルに投資した基金の余裕資金で、国土交通部から資金運用を委託された未来アセット資産運用が投資を実行した。