「韓国企業は何も知らずお金ばらまく」 米ロビー専門家が指摘(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.09.03 10:37
米ワシントンのホワイトハウスから北に3ブロックほど離れた東西に伸びる道路はKストリートと呼ばれる。長さ6.4キロのこの道路を中心にワシントンで最も密度のある情報と人脈が集まる。有名ロビイスト、ローファーム、コンサルティング会社、会計法人などが集まる、いわゆる「ロビー通り」だ。各国の政府・企業を代理して米国政府・議会を相手に活動するロビイストがここで激しく競争する。その中には米国と対立する中国の企業を代理するロビイストも少なくない。日本経済新聞によると、動画共有プラットホーム「Tik Tok」の親会社バイトダンスは昨年、米国でロビー活動費だけで874万ドル(約12億8000万円)を使った。Kストリートで起きていることをのぞいた。
今年11月の米大統領選挙を控え、韓国大企業もロビー戦争に飛び込んだ。米国のロビー資金公開団体オープンシークレットによると、サムスングループは今年上半期だけでロビー資金として過去最高額となる354万ドルを、現代車は171万ドルを支出した。両社ともにこの数年間、半導体工場や電気自動車工場を米国に新しく建設するなど対米投資規模が数百億ドル水準に増えた。ロビーが不法な韓国では企業の「ロビー」は見慣れない。