SKハイニックス「10ナノ級の第6世代DRAM」世界に先駆けて開発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.08.30 06:42
韓国半導体大手のSKハイニックスが、現存するDRAMのうち最も微細な工程を適用した10ナノ(nm・1nm=10億分の1メートル)級の第6世代DRAMを世界で初めて開発した。この技術は人工知能(AI)半導体用高帯域幅メモリー(HBM)など先端メモリーに適用されて、SKハイニックスのHBM市場先導にはずみがつく見通しだ。
29日、SKハイニックスは10ナノ級第6世代1c工程を適用した16ギガバイト(Gb)DDR5 DRAMの開発に成功したと明らかにした。「1c」はDRAM工程の微精度による世代区分で、10ナノDRAM1~3世代は1x・1y・1z、4~6世代はそれぞれ1a・1b・1cと表現される。現在使用されている最先端5世代1bDRAMを凌駕する次世代製品を先駆けて開発した。SKハイニックスは「年内に量産準備を終えて来年から製品を供給する計画」と明らかにした。