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「総額30兆ウォン」のチェコ原発事業…韓国、UAE以来15年ぶりの快挙期待

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.16 10:39
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斗山(トゥサン)グループの朴廷原(パク・ジョンウォン)会長が総事業費30兆ウォン(約3兆4277億円)のチェコ原子力発電所建設事業受注に向け総力戦に出た。韓国水力原子力など「チーム・コリア」がフランスを押さえて受注に成功すれば、2009年にアラブ首長国連邦(UAE)のバラカ原発を受注してから15年ぶりに海外原発建設事業を獲得することになる。

斗山グループは15日、朴会長が13日にチェコ・プラハのジョフィン宮殿で「斗山パートナーシップデー」を直接主管したと明らかにした。韓国水力原子力の受注を支援するために開いた行事で、斗山はチェコ政府関係者をはじめと現地企業100社以上と原発分野の協力などについて協議した。

 
チェコ側からはフィシェル元首相と産業貿易次官、産業貿易省室長ら政府関係者らと現地金融機関、協力企業などから300人余りが参加した。韓国からは洪英基(ホン・ヨンギ)駐チェコ大使、産業通商資源部の安世鎮(アン・セジン)原発産業政策局長、韓国水力原子力のパク・インシク輸出事業本部長、斗山エナビリティの鄭然仁(チョン・ヨンイン)副会長、斗山ボブキャットのスコット・パク副会長らが参加した。チェコの報道機関約30社も行事会場を訪れて斗山グループの原発技術などに関心を見せた。

チェコ政府はドコバニとテメリン地域に120万キロワット以下の原発を最大4基規模で建設する事業を推進中だ。全事業費は30兆ウォン台と推定される。7月に優先交渉対象者を選定し、来年の最終契約を経て2029年に着工し、2036年の完工を目標にする。

現在、受注戦は韓国とフランスが争っている。韓国は韓国水力原子力と斗山エナビリティ、大宇建設などが参加するチーム・コリアを通じて受注戦に参加している。韓国水力原子力は先月29日にチェコ電力公社に最終入札書を提出した。

韓国水力原子力が受注に成功する場合、原子炉と蒸気発生器など1次系統の核心主要機器は斗山エナビリティが供給し、蒸気タービンなど2次系統の核心主要機器はチェコ子会社である斗山シュコダパワーが供給する予定だ。この日の行事で斗山エナビリティはシュコダJSなど現地発電設備企業とチェコ原発事業の受注を前提に、原発主要機器と補助機器供給協力に向けた業務協約(MOU)を締結した。

朴会長は「斗山は輸出第1号であるUAEのバラカ原発に成功裏に主要機器を供給した経験を基に、15年ぶりに再び挑戦する海外原発受注に最善を尽くしている」と強調した。朴会長は行事翌日の14日に斗山シュコダパワーを訪問して蒸気タービン生産現場を点検した。続けてチェコのドブリスを訪れ、中小型掘削機などを生産する斗山ボブキャットEMEA(欧州・中東・アフリカ法人)事業所も視察した。

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    2024.05.16 10:39
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    斗山グループの朴廷原会長(左)が14日にチェコの斗山シュコダパワーを訪問し、蒸気タービン生産現場を視察している。朴会長は前日プラハで開かれた原発受注支援行事を主管した。[写真 斗山グループ]
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