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「ノー、ノー、ノー…韓国が核武装すれば危険迫る」 核兵器権威者が分析(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.02 16:56
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◆緊急診断-北核脅威の中で韓半島の道を問う

北朝鮮のミサイル挑発と核の脅威が深刻化し、韓半島(朝鮮半島)をめぐる緊張が高まっている。韓半島情勢が悪化し、韓国の独自核開発論もいつよりも強まっている。中央日報は巨視的な観点で韓半島安全保障の現状を診断し、進むべき道を模索するための企画シリーズを米州中央日報と共に連載する。核兵器の権威者ジークフリード・ヘッカー博士のインタビューを筆頭に、米国と欧州の政策担当者および情報専門家のインタビュー、寄稿などを通じて、南北および米朝の対立状況の軌跡と方向性、そして可能な選択肢を探る。

 
◆ジークフリード・ヘッカー博士にインタビュー

「ノー、ノー、ノー」。核兵器の権威者ジークフリード・ヘッカー博士は先月16日、米州中央日報のインタビューで韓国の独自核開発論に首を振りながらこのように語った。韓国が開発できないのではなく開発してはいけないという確言だった。ヘッカー氏は「世論と北朝鮮の圧力はよく知っているが、全員が不幸になる」と断定した。続いて「韓国の核開発は結局、北朝鮮の核武装を正当化する結果をもたらす」と述べた。

◆ジークフリード・ヘッカー博士=核兵器専門家として過去25年間、ロシア、中国、パキスタンなど核保有国を多数訪問した。2004-10年には北朝鮮を毎年訪問し、核施設などを視察した。ケース・ウェスタン・リザーブ大学金属工学博士。米ロスアラモス原子力研究所長を30年間務め、現在はスタンフォード大国際安全保障協力センター(CISAC)研究教授として在職中。

--尹錫悦(ユン・ソクヨル)韓国大統領が最近「戦術核」に言及した。韓国に技術的な能力はあるのか。

「もちろんだ。技術的に十分に核兵器開発が可能だ。政府の自信にもそのような背景があるとみられる。しかし短期間に開発するのが難しい理由がいくつかある。まず、核燃料が必要だ。プルトニウムや高濃縮ウランがなければいけない。米国政府が韓国企業と結んだ契約には核燃料開発作業ができないよう明示している。2番目に、燃料を武器化するためにデザインし、製造し、テストをしなければいけないが、韓国の地方自治体でこのような実験を許諾するところがあるのか分からない。核を搭載するミサイルの製造も難しい部分だ。整理すれば『韓国が戦術核を作れるか』と問うなら答えは『イエス』だ。しかし実際の内容と過程を見ると、非常に複雑で相当な時間がかかるだろう。逆に北朝鮮はすでに30年間の経験を通して核兵器を製造し、計6回の実験を終えた。また、数百回の弾道ミサイル試験を終えた。韓国が独自の核兵器開発と実験をする場合、北朝鮮に匹敵するレベルになるだろうが、すでに過ぎた30年に追いつくのは大変だということを認識する必要がある。例えば、北朝鮮が潜水艦に核兵器を搭載すれば、その対応策も求められる。したがって韓国が開発に取り組む場合、非常に長い期間の努力と資源、相当な金額の国防費が投入される必要がある。北朝鮮の核に対する抑止力を韓国が自ら持つには結局、相当な資金と努力を投入してこそ可能だ」

--製造能力とは別に韓国が国際社会で覚悟すべきことは何か。それとも単純に政治的なジェスチャーと見るべきなのか。

「尹大統領の発言が政治的なジェスチャーなのかは分からないが、米国はこれを非常に深刻に受け止めている。米国は核拡散防止に大変な努力をしてきた。核拡散防止条約(NPT)は米国の立場では条約のレベルを越え、一種の国際的な制度(regime)と見なされる。ところが突然、同盟国の韓国が核開発に入れば、これはNPT脱退レベルを越え、米国のすべての努力を崩壊させることになる。そして韓国は非常に不幸な選択をしたことになる。現在、原子力エネルギーの側面で嘱望される国になった韓国が、北朝鮮レベルの国になってしまうと例えることができる。一部では米国が見ないふりをするのではという声があるが、そうは思わない」

--韓国は尹錫悦政権以降、原発事業に注力しているが。

「戦術核兵器の開発は民間レベルの核エネルギー開発を危険にするだろう。私は以前に韓国を訪問した当時、大田(テジョン)と釜山(プサン)にある非常に立派な施設を見た。米国の民間企業ができない規模だった。品質が良い圧力タンクを作り、米国の軽水炉に輸出している。電力も25-30%を原子力を通して使用している。どういう理由でこのような民間エネルギー施設を核兵器と交換しようとするのか問わざるを得ない」

--韓国では米国の核の傘に対する懐疑論が強まっている。

「核の傘は米国が数十年間、緻密で忍耐力のある管理をするため意味がある。もし南北がともに核兵器を保有し、最近のドローン事態のように何度か挑発があり、南北の指導者が核兵器発射の権限を持っていれば、どんなことが発生するか分からない。これは国際社会と韓国人にとってあまりにも危険なシナリオだ」

--先日、北朝鮮が大規模な閲兵式(軍事パレード)で武器を誇示した。どんな印象を受けたか。

「2004年から6年間、北朝鮮を毎年訪問しながら武器とミサイル技術の変化をよく知っていたため、予想された内容だとみている。技術が向上して大型化しているという現実は依然として心配される部分だ」

--北朝鮮の核兵器能力は正確にどの程度なのか。

「核実験をしたというのは基本的にそれに必要な諸般能力を持っているということだ。2006年の最初の実験は成功でなかったが、それが基盤となり、その後の5回はほとんど成功したと評価する。2017年10月には非常に大きな爆発があり、おそらく水素爆弾と推定される。これを総合すると、核兵器開発能力を確かに持っていて、ミサイル搭載能力があると判断される。推定だが、核兵器自体を最小化し、スカッドやノドンミサイルのような中短距離ミサイルに搭載し、韓国と日本のすべての地域に発射できるということを見せた。大陸間弾道ミサイルにも搭載が可能とみられる。米国に向けては高い弾道に発射角を維持し、実際に太平洋を渡って米国本土を目標にできるということを見せた。大陸間弾道ミサイルに核を搭載するのはかなり難しいが、まだこの技術があるようには見えない。しかし実験と閲兵式を繰り返すたびに、これにさらに近づいていると見ることができる」

--米国政府も同じ考えだと思うか。

「そうだ。公式発表を聞くと、ワシントンが似た判断をしていることが分かる。米軍当局はすで『北朝鮮が核ミサイルで米本土を攻撃することができる』と一歩先の分析を出している」

--そのような能力をすでに北朝鮮が保有しているとすれば、米国政府は「最大の脅威」と判断するだろうか。

「そうだ。全世界で米国に向けて核攻撃を敢行できる国はロシア、中国、そして小さな国の北朝鮮がすべてだ。それで米国は北朝鮮の脅威に非常に敏感な注意を向けなければいけない。同時に短距離ミサイルで韓国に核攻撃ができるという事実だけでもすでに米国に大きな脅威だ」

--2004年には何をきっかけに北朝鮮を訪問したのか。当時の金桂冠(キム・ケグァン)外務次官と会い、帰国後に連邦議会で証言もした。

「公務でない民間人の初代訪問だった。北朝鮮は7年間、持続的に私を招いて寧辺(ヨンビョン)の核心施設まで見せた。金桂冠外務次官は2004年、最初の北朝鮮訪問の最後の日程が終わった日の金曜日晩に会おうと言って、寧辺核施設に対する私の結論を聞きたいと言ってきた。私は『いま話す内容が米国に戻って伝える内容』と伝えたうえで説明し、実際その通りに米国議会に公開した。翌年、北朝鮮を訪問したが、そのまま議会に証言したという点で私を尊重すると話した。その後、北朝鮮側の技術者との信頼関係が生じた。彼らが望むものだけを描写したり、誇張も縮小もせず、見たものをそのまま伝えた。当時の訪問にはスタンフォード大のジョン・ルイス教授が同行した。ルイス教授は北朝鮮を8回訪問した経験があり、中国で核関連の同じ仕事をしたので、情報はさらに正確だったと思う。2002年に北の濃縮ウラン開発が知られ、NPT(核拡散禁止条約)脱退につながり、事実上KEDO(朝鮮半島エネルギー開発機構)が崩壊するなど悪化の一途をたどった状況だった」

--金桂冠外務次官ら北朝鮮の高官や科学者に会ったが、彼らが話す核兵器の最終的な目標は何か。

「北朝鮮の人たちは訓練を確実に受けている人たちだ。一般的で公式的な答弁は『まだ存在する米国の敵対的な対北朝鮮政策』と話す。さらに話を深めると、彼らは核兵器には米国が北朝鮮を攻撃できなくする抑止力があると見なし、そのために核を開発、実験していると説明する」

--70年前の朝鮮戦争のトラウマのためか。

「そうだ。同時にリビアとイラクを見ても米国は十分に北朝鮮にそのような敵対的な行動をとる可能性があると考えたのだ。少なくとも彼らは、世界情勢と朝鮮半島情勢からみて彼らが開発した核が今後起こりうる衝突や攻撃に対する抑止力を持つと信じている」

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