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撤退表明のヘイリー氏、米国共和党予備選挙で依然として20%得票…トランプ氏は困惑

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.09 11:32
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米国の元国連大使のニッキー・ヘイリー氏が米国大統領選挙レースから途中降板したが、依然として共和党予備選挙で侮れない得票力を見せ、ドナルド・トランプ前大統領陣営を困惑させている。

7日(現地時間)に行われたインディアナ州共和党大統領選候補予備選挙(プライマリー)で、トランプ氏は78.3%(46万1000票)を得票し、ヘイリー氏の得票率が21.7%(12万8000票)に達したとニューヨーク・タイムズが8日付で報じた。

 
ヘイリー氏は3月初め、トランプ氏の優勢が明確になると、候補職から撤退した。それから2カ月が経ったにもかかわらず、共和党の予備選挙で20%以上の票が集まっている。先月2日、ウィスコンシン州プライマリーで13%に迫る得票率を記録し、先月23日ペンシルバニア州プライマリーでは17%を獲得した。

ヘイリー氏は予備選挙期間中にトランプ氏と対立し、候補撤退を表明したが、トランプ氏を支持しなかった。

ヘイリー氏はこれ以上候補ではなく、トランプ氏がすでに候補職を獲得するのに必要な代議員を確保したことを共和党員も知っているが、このようなことが起きているのはトランプ氏が依然として共和党内部の支持を統合できずにいるという傍証だ。

特に、ウィスコンシンとペンシルベニアは、大統領選挙の勝負を決める7大競合州の中でも、特に競争が激しいところであり、トランプ氏陣営の悩みは深まる。共和党予備選挙のこのような流れが、大統領選挙にも影響を及ぼしかねないからだ。一部では今後、トランプ氏がヘイリー氏に手を差し伸べる可能性もあるという分析も出ている。

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