「合計特殊出産率1未満」 韓国以外にもある…東アジア「人口の崖」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.01 09:55
合計特殊出生率が1未満に落ちたのは韓国だけの話ではない。香港0.77人(2021年基準)、台湾0.87人(2022年)、シンガポール0.97人(2023年)など東アジア主要国の合計特殊出生率も急激な下降線をたどっている。昨年の合計特殊出生率が0.72人の韓国をはじめ、東アジア諸国を中心に「人口の崖」が急速に進行しているという診断だ。
昨年基準で人口が592万人にすぎないシンガポールは、人的資源だけでなく天然資源がほとんどない都市国家だ。低い出生率は国家運営に打撃を与える。シンガポールの低出生率の原因は韓国と似ている。家賃・教育費の急騰による育児費用上昇、仕事・家庭両立文化の不在、新型コロナで結婚を先に伸ばしたカップルの増加、独身比率の増加などだ。