韓国製造業不振、深まる40代の雇用不安…就業者数9年連続減少傾向
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.23 06:58
かつて全年齢層で最も多い就業者数を記録した40代がいまでは雇用市場の新たな弱者階層となっている。40代は10年前と比較して全年齢層で唯一人口減少率より就業者数減少率が大きかった。製造業、卸小売業など40代が主に従事する産業群の不振とともにキャリア中断女性の増加、高学歴者の割合上昇などが複合的に影響を及ぼしたとみられる。
韓国統計庁が22日に発表した「経済活動人口調査」で、年度別就業者数増減率(前年比)を分析した結果、40代は2015年から2023年まで9年間減少傾向を見せた。コロナ禍の影響が大きかった2022年だけ前年比0.05%の3000人と小幅に上昇し瞬間的にマイナス状況を脱出した。40代と同様に長期間就業者数が減少した30代は2022年から2年連続の増加傾向だ。