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警察も「衝撃的」…チリで中国人が最先端大麻農場を運営

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.19 08:53
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南米チリのある地方の町で各種先端施設を備えた大規模な室内大麻栽培施設が警察に摘発された。運営者は入国経緯が不明の中国人だった。

チリのリベルタドール・ベルナルド・オイギンス州警察庁は首都サンティアゴから125キロほど離れたキンタ・デ・ティルココとマリョアにある2カ所の倉庫施設に先端システムを導入した違法大麻(麻薬マリファナ原料)5000株以上を育てた容疑で中国人2人を捕まえたと18日(現地時間)、明らかにした。

 
オイギンス州警察はソーシャルメディアに「同地域で摘発されたもののうち最大規模」とし「時価48億ペソ(約7億7000万円)に相当する麻薬類を作ることができる量だと説明した。チリ警察は現場で大麻栽培のために導入された装備を確認して「衝撃を受けた」と伝えた。倉庫内部の特別照明や換気システムから判断すると、少なくない資金が投入されたと警察はみている。

オイギンス警察庁麻薬捜査隊関係者は「速成栽培と高濃度THC(幻覚成分の一種)を担保するための技術力が動員されたとみられる」とし「中国マフィアや他のカルテルが関与している可能性も考慮に入れて調査している」と話したと地元メディア「メガノティシアス」は報じた。

チリ検察はここで栽培された大麻の販売者の金の流れを調べている。別途で人身売買あるいは労働搾取容疑についても捜査している。現地警察は逮捕された中国人の入国経路が不明であることを確認し、不法滞在の可能性についても調査を進めている。

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