イラン攻撃、アイアンドームに阻まれたが…同盟国には「強いイラン」イメージアピール
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.16 09:26
イランが13日夜(現地時間)、300機・発以上の自爆ドローンと弾道・巡航ミサイルを発射したが、イスラエルのアイアンドーム(防空体系)と米国・英国空軍によって99%迎撃された。多数の西側メディアは「イランの軍事的損失であり、イスラエルの勝利」と評価したが、イランが得たものも少なくないという分析もある。
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)や米紙ワシントン・ポスト(WP)などは14日、イランの攻撃を「失敗」と低評価するのは大きな失敗かもしれないと伝えた。イランは十分な事前警告後に大規模攻撃を敢行して▽イスラエルの善戦を誘導し、ほぼ被害を受けずに報復と戦争拡大に対する責任を避けつつ▽地域内の同盟に勢力をアピールするのに成功した--という分析だ。