イランから出撃した武装ドローンの一部がイスラエルのエルサレム上空に進入し都市全域に警報音が鳴った。

ＡＦＰ通信などが１４日に伝えたところによると、この日午前１時４０分ごろイランが飛ばしたドローンの一部がエルサレム上空に飛来した。イスラエルはこれに対抗し即時迎撃に出て爆発音が聞こえた。

イランは「今回の攻撃に向け数十機、あるいは百機以上の武装ドローンを出撃させた」と明らかにした。米ＡＢＣは米政府高位当局者の話として「イランが４００機から５００機のドローンを飛ばしたとみられる」と報道した。

イランは「イスラエルに向かって弾道ミサイルも発射した」と明らかにした。

イランは今回の攻撃をイスラエルの犯罪処罰に向けた「真実の約束作戦」と命名した。イランは「この作戦でミサイルとドローンで（イスラエル）占領地内部の目標物を成功裏に打撃した」と主張した。

イスラエル軍当局は「イランの攻撃である少女が重傷を負った」と明らかにした。

イスラエル軍は行動指針を発表し「（イランの攻撃に対する）すべての準備ができている。ドローンを迎撃する際に爆発音が聞こえ、残骸が落ちる恐れがある」と警告した。

今回の攻撃にはイエメンのフーシ派とヒズボラも加担してドローンを出撃させロケット砲を発射したと伝えられた。

外信では米国と英国の軍用機がイラクとシリアの国境でイランのドローンを撃墜したという報道と、イランが出撃させたドローンとミサイルの一部がヨルダンとシリアで迎撃されたという報道も相次いでいる。