関係が良好だったイラン・イスラエル…1979年のイスラム革命以降に悪化(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.15 15:46
イスラエルがイラン領事館を攻撃し、イランがイスラエル本土を空襲するという初めての事態で、中東情勢が急激に不安定化している。かつて経済協力だけでなく軍事的にも一つになった両国はなぜこのように反目することになったのか。両国が歴史的に中東の力学構図をめぐり緻密に「駆け引き」をした結果というのが、専門家らの説明だ。
1979年にイランで「イスラム革命」が起こるまで両国の関係は良い方だった。当初、イランは英国のパレスチナ分割計画(47年)と国連加盟(49年)に反対した。しかし実際にイスラエルが建国される(48年)と、2年後に正式国家と認定した。主要イスラム国家の中ではトルコに続いて2番目の承認だった。