バイデンに会いに行った岸田首相、トランプにもウインク?…米国の日本の工場を視察
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.15 08:39
米国建国250年を祝う250本の桜の苗木、地震被災地である能登半島の伝統工芸品「輪島塗」のコーヒーカップ、任天堂ゲーム「スーパーマリオ」のグッズ…。日本の首相として9年ぶりの米国国賓訪問を終え、14日に帰国した岸田文雄首相がバイデン米大統領に贈ったプレゼントの目録だ。
バイデン氏をさらに喜ばせたであろう「贈り物」は他にあった。「今日のウクライナは明日の東アジアかもしれない」という岸田氏の発言だ。岸田氏は10日の共同記者会見に続き、11日の米議会の上下両院合同演説でもこう述べた。これは、2022年のロシアによるウクライナ侵攻後、岸田氏がしばしば使ってきた言葉だ。ウクライナ支援の必要性を強調すると同時に、中国の脅威に対処できなければ東アジアでも同様の事態が起きうるという趣旨だ。日本の防衛費増額や安全保障における役割拡大という岸田氏が進める政策の背景にあるものだ。