韓国与党「共に民主党」の李在明（イ・ジェミョン）代表は１１日、「総選挙結果は民主党の勝利ではなく韓国国民の偉大な勝利」として感謝の意を伝えた。

李代表はこの日午前、ソウルの党本部で行った選対委解散式で「今回の総選挙で民主党に過半目標を超過達成する支持と声援を送って下さった点に対し心から感謝申し上げる。国民が行使した一票一票に含まれた大切な思いを民主党が全力を尽くして敬いたい」と明らかにした。

李代表は「民生の苦痛を減らし国家的危機解消に最善を尽くす。国民のきょうを守り、国民のより良いあすを開くのに第２２代国会がリードできるようにする」と話した。

今回の総選挙当選者には「党の勝利や当選の喜びを楽しむほど現在の状況は容易でない。選挙後も常に謙虚な姿勢で主権者の声に耳を傾けなければならない」と強調した。

李代表は「韓国の主権は国民にあり、すべての権力は国民から出てきたため。国民主権の原則を胸に刻んで日常的な政治活動で必ず実践していくように努力するよう願う」と呼び掛けた。

与党を含む政界に向けても「選挙は終わった。与野党政界みんなが民生経済危機解消に向け全力を集めなければならない。民主党は民生問題解決に積極的に先に立ちたい」と話した。

民主党は今回の総選挙で地方区１６１議席と比例代表１４議席の１７５議席を確保し、単独で過半数を持つ第１党の地位を維持した。