「日本の汚染水だめ」尹政権に立ちはだかる大邱市長、総選挙控え爽快発言
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.06.13 07:54
「韓国は日本の福島原発汚染水海洋投棄を賛成することもなく、賛成してもなりません」。
大邱市(テグシ)の洪準杓(ホン・ジュンピョ)市長が11日、自身のフェイスブックに投稿した文の一部だ。こうした単純明快な汚染水放流反対の立場は与党の気流とは異なる。与党「国民の力」と韓国政府はこれまで「国際原子力委員会(IAEA)の調査結果を尊重する」として主に「科学的アプローチ」を強調してきた。しかし洪市長は「これは韓日米の経済・安保同盟とは別個の世界の人の健康権問題。(日本が汚染水を)海洋放流する場合、どこの国も日本の海産物を輸入しないだろう」と警告した。海を挟んだ日本の汚染水放流にもっと敏感になっている慶尚南道(キョンサンナムド)を率いる「国民の力」所属の朴完洙(パク・ワンス)知事が12日に「安全が担保されていない福島汚染水放流に反対する」としながらも「デマと怪談が流布され水産業界と商人が被害を受けないよう対処しなければならない」と話したのと比較すると洪市長の発言レベルははるかに強いとみることができる。