習主席「家族・国家がまとまるのを外部勢力は阻止できない」 台湾前総統「台湾独立に反対」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.11 10:41
中国の習近平国家主席と台湾最大野党・国民党の馬英九前総統が9年ぶりに会った。馬氏の総統在任期間だった2015年の中国・台湾間の初の首脳会談以来2回目となる会談で、双方は同じ言葉で台湾独立に反対した。冒頭発言で習主席は「外部の干渉が国がまとまろうとする(家国団円)歴史の流れを阻止することはできない」と強調した。馬氏は「台湾独立に反対し、平和発展を追求するべき」と答えた。
2人の会談は2015年11月にシンガポールシャングリラホテルで両岸(中国と台湾)首脳として初めて会って以来9年ぶり。中国中央放送(CC-TV)などに公開された冒頭発言で、習主席は意図的に「統一」という言葉には触れなかった。その代わり中華民族と台湾の歴史を強調した。習主席は「中華民族は世界の偉大な民族であり、長い間、世界に2つとない中華文明を創造した」とし「中華のすべての息子・娘は自負心と栄光を感じる」と述べた。