【時視各角】駐韓中国大使が逃した「相互尊重と配慮」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.06.13 16:14
「議員さん、台湾には行かないでいただきたい。後で中国にも来なければならないのでは?」
2004年、在韓国中国大使館が前・現職与野党の国会議員に電話をかけて陳水扁台湾総統の再選就任式の出席を引き止めた。「後で中国には来ないのか」という言葉は今後協力を期待するなという隠れた脅迫だった。陳水扁は台湾独立を主張する民進党出身の初めての総統だった。「一つの中国」を強調する中国にとっては邪魔な人物だった。この事実をインターネットに公開した当時、張誠珉(チャン・ソンミン)前民主党議員は「大韓民国に対する主権侵害であり内政干渉行為」と批判した。