米国、金利引き下げ難しく…CPIがまた「冷や水」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.11 06:54
先月の米国の消費者物価指数(CPI)は上昇傾向を継続した。景気好調にインフレ再発の懸念が大きくなり年内の利下げ時点も不透明になる様相だ。
米労働統計局は10日、先月のCPIが前年同月比3.5%上昇したと明らかにした。市場見通しの3.4%と前月の数値3.2%をいずれも上回った。昨年9月の3.7%から6カ月ぶりの高水準だ。住宅費とガソリン価格が物価上昇をさらにあおった。変動性が大きい食料品とエネルギーを除いたコアCPIは前年比3.8%上がり前月と同じ水準となった。