イスラエル、ガザ南部から撤退…休戦交渉の見通しはまちまち
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.09 07:09
エジプト・カイロで進行中のイスラエルとハマス間の休戦交渉をめぐり、相反する報道が出ている。エジプト国営メディアは両側が基本事項に合意するなど相当な進展を見せているとし、第2次休戦の成功に対する期待感を表わしたが、イスラエルのメディアは「両側の距離は依然として遠く、今までドラマチックなことはない」と一蹴した。
ハマスは今回の交渉で、永久休戦、イスラエル軍のガザ地区撤退、パレスチナ避難民の帰還、ガザ地区に抑留されたイスラエル人人質とイスラエルに収監されたパレスチナ人収監者の交換など、従来の要求事項を繰り返したと、エジプト国営放送のアルカヘラ・ニュースは伝えた。これを受け、イスラエルは「妄想的要求」と繰り返し非難した。イスラエルのネタニヤフ首相は「我々は勝利の一歩手前まで来た。人質解放なしには休戦もない」とハマスの要求を受け入れる意思がないことを示唆した。