北朝鮮、東海上に弾道ミサイル発射…極超音速エンジンを実験か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.03 06:38
北朝鮮が2日、東海(トンへ、日本名・日本海)沖に極超音速と推定される中長距離級弾道ミサイル(IRBM)を発射した。固体燃料エンジンの性能改良を実験した可能性が提起されている。北朝鮮ミサイルの射程距離が向上して奇襲発射が容易になり、韓米日の対応がより難しくなった。
韓国合同参謀本部は2日、「午前6時53分、北朝鮮が平壌(ピョンヤン)から東海上に中距離級弾道ミサイル1発を発射したのを確認した」としながら「ミサイルは600キロ余りを飛行した後、東海沖に弾着した」と明らかにした。北朝鮮は火星(ファソン)12型など米国領グアムを打撃できる射程距離3000~5500キロ弾道ミサイルを「中長距離級」としているが、韓国軍はこれを中距離弾道ミサイルに分類している。