「日本といかなる接触も交渉も拒否」1日ぶりに急変した金与正氏(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.27 07:11
結局北朝鮮のこうした立場変化は韓米日の離間と韓国国内世論の分裂を目的とした朝日首脳会談のカードが思ったより効果的な戦略的カードでないと判断したことに伴ったものとみられる。これに対し結局孤立を甘受した「マイウェイ」を再び確認した形だ。
また、日本政府は拉致問題再調査と対北朝鮮制裁緩和を盛り込んだ2014年のストックホルム合意以上を北朝鮮に望んでいるが、これに対し北朝鮮が呼応できるこれといったカードがなかったものとの指摘が出る。2019年2月のハノイでの米朝首脳会談以降、北朝鮮は自身が望む交渉構図でなければ最初から対話に出ないというメッセージを対外に着実に送っている。