【グローバルアイ】「テーブルに就くか、メニューに載るか」 中国を高ぶらせた米国務長官の発言
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.22 13:50
第3次民主主義首脳会議が20日、ソウルで閉幕した。排除された中国は官営通信社を通じて開催国韓国を米国の「馬前卒(手先)」と、別のある新聞は社説で棺が蓋で覆われたとし「蓋棺論定」(死んでからその価値が分かる)と今回の会議をたとえた。中国はなぜこのように感情を高ぶらせたのだろうか。背景にはブリンケン米国務長官の食卓・メニュー発言があった。
「国際システムの中ではテーブルに就けなければメニューに載ることになる」。先月17日ミュンヘン安全保障会議で述べた言葉だ。ドイツ・インド外相と共にしたセッションで、司会者は「米中の緊張がさらに深い分裂につながっていて、米中が同盟を巡って競争している」とし、米国の立場を聞いた。米国外交指令塔はこの時、決心したように食卓・メニュー論を取り出した。中国・北朝鮮・台湾だけが敏感に反応した。米中競争が新たに格闘技段階に入ったと分析した。