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韓国、前倒しになった桜の開花に衝撃…果敢に日時を繰り上げる今年の春の花祭り

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.06 14:52
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春を迎えると気候危機を実感する。毎年春の花の開花時期が前倒しになり、桜とツツジが同時に咲き、ソウルと慶尚南道昌原(キョンサンナムド・チャンウォン)の桜が同時に咲くなど自然の変化を予想するのが大変だ。おかしな時節ではあるが間違いなく春は来ている。今年の春、行って損はない花祭りをまとめてみた。

済州島(チェジュド)を除いて韓半島(朝鮮半島)で真っ先に華やかな春の色を見せるのは梅だ。南方の梅農家を明るく照らして春を知らせる。全羅南道光陽多鴨面(チョルラナムド・クァンヤン・タアムミョン)梅マウル(村)が代表的だ。60年近く梅の実を栽培した梅農園がある地域だ。今月8~17日、梅マウル一円で光陽梅祭りが開かれる。昨年よりも2日前倒しになった。今年の祭りは入場料5000ウォン(約560円)を受け取る代わりに同額の地域商品券を発行する。光陽市庁によると、5日現在の開花率は60%だ。

 
光陽から智異山(チリサン)を東側に挟んで上がれば求礼郡(クレグン)に出る。輝くような黄色のサンシュユと雄壮な智異山が交わった風景が絵画のように広がるサンドンマウルで9~17日サンシュユ花祭りが開かれる。こちらも昨年より2日前倒しとなった。今年は事前申請者を受付、「サンシュユ花道ウォーキング」行事が行われる。2.5キロを完歩すると記念品がもらえる。

鎮海(チンへ)軍港祭も開催時期を調整した。当初22日から4月1日までの予定だったが、最近の寒の戻りの影響か、23日に行事開幕を一日先送りした。それでも歴代軍港祭のうち開催日が最も早い。毎年数百万人が殺到する全国最大規模の桜祭りにふさわしく、行ってみたいところも多く、エアショーや軍楽公演などの見どころも満載だ。中原(チュンウォン)ロータリー、鎮海楼、慶和(キョンファ)駅、海軍士官学校などに人波がたくさん集まる。週末には主要な桜の名所をつなぐ無料シャトルバスも運行される予定だ。慶州(キョンジュ)桜祭りは鎮海軍港祭よりも先に開かれる予定だ。今月22~24日大陵苑(テルンウォン)石垣道を中心に祭りが開かれる。ただ、慶州市は気象状況により祭りの時期が変わる可能性があると案内している。

昨年ソウルの春はこれまでとは全く違っていた。桜が予想開花時期よりもずっと前に咲いた。そのせいで桜祭りのときにはすでに花びらが散った寂しい桜を見なければならなかった。だからだろうか。今年ソウルの主要な桜祭りは日程を果敢に1週間操り上げた。毎年4月第1週に開催した永登浦区汝矣島(ヨンドゥンポグ・ヨイド)の春の花祭りと石村(ソクチョン)湖桜祭りを27~31日に開催する予定だ。100%決定されたものではない。やはり天気が変数だ。汝矣島春の花祭りを主管する永登浦文化財団関係者は「桜の開花予想時期が定まらない」とし「今週末が過ぎた後、祭りの時期を確定する予定」と話した。

両側に並んだソメイヨシノに満開の桜を見ることができる全羅南道の霊岩王仁(ヨンアム・ワンイン)文化祭りは3月28~31日に王仁博士遺跡一帯で行われる。全羅南道新安(シンアン)は今月22日から4月7日まで船島(ソンド)で島のスイセン祭りを、4月5~14日荏子島(イムジャド)でチューリップ祭りを開催する。スイセン祭りの時に黄色の服を着て行けば6000ウォンの入場料が半額にまで割引になることを忘れないでおこう。

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    2024.03.06 14:52
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    全羅南道新安郡(チョルラナムド・シナングン)は各島で「カラーマーケティング」を展開している。智島邑(チドウプ)船島(ソンド)はスイセンが有名だ。今月22日からスイセン祭りが開かれる。[写真 新安郡]
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