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「済州で焼肉? それなら日本で和牛を食べる」 韓国人の日本旅行人気が一気に爆発(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.30 07:07
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「コム・デ・ギャルソンのカーディガン1着買うだけで航空券の元が取れる」

「済州島(チェジュド)に行ってオギョプサルを食べるよりも日本で和牛を食べるほうがいい」

 
ポータルサイトの日本旅行関連の掲示板にはこのようなコメントが続々と書き込まれている。この程度なら日本旅行「熱風」ではなく「狂風」と言ってもよいくらいだ。エンデミックにかつてない円安が重なって起きた現象だ。最近韓国人は日本人でもあまり行かないような地方都市や見慣れない離島にまで訪れる。ホットな日本旅行の人気を再検証してみたい。



◇ホテル検索トップ10のうち5カ所が日本

韓国人の今年1~10月の海外出国者数は1823万人を記録した。2019年(2428万人)の90%水準だった。

同じ期間、訪日韓国人数は552万人で、2019年の記録(513万人)をはるかに超えた。2019年下半期の日本不買運動の影響が大きかったとしても驚くような回復傾向だ。今年は歴代最高値を記録した2018年(753万人)ほどでなくても700万人に近い記録が予想される。日本政府観光局(JNTO)は「10月だけで韓国人63万人が訪問し、10月の歴代最高値を記録した」とし「11・12月にもそれぞれ60万人以上の訪問が有力だ」と分析している。汚染水問題も日本旅行の熱気を遮ることはできなかった。汚染水の放流を開始した8月、7月よりも訪問客が10%少なくなって停滞したが、ほどなくして持ち直した。

韓国航空会社はエンデミックと合わせて日本就航に集中している。11月韓日路線には週1100便が就航した。2019年1月の91%水準だが過去に比べて大型機種が数多く投入され、大都市への就航はむしろ増えたというのがJNTOの説明だ。人気路線トップ3の東京・大阪・福岡の他にも、広島・鹿児島・高松のような地方都市への就航も回復しつつある。航空会社の競争が激しいので航空料も安い。割引行事期間ではないにもかかわらず、12月仁川(インチョン)~大阪航空券を20万ウォン(約2万2775円)台で購入することができる。

ホテル検索の順位も日本が上位を独占している。Booking.comによると、9月18~10月1日に韓国人が宿泊先を検索した都市トップ10のうち日本が半分(東京・大阪・福岡・京都・札幌)を占めた。検索増加率で言えば、上位10位のうち6カ所が日本の都市だった。札幌でも温泉が集まっている「定山渓」、ビーチが有名な沖縄「恩納」など地方の検索量が激増した。

「済州で焼肉? それなら日本で和牛を食べる」 韓国人の日本旅行人気が一気に爆発(2)

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    「済州で焼肉? それなら日本で和牛を食べる」 韓国人の日本旅行人気が一気に爆発(1)

    2023.11.30 07:07
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    韓国の航空会社は日本路線の就航を相次いで増やしている。東京・大阪・福岡のような大都市の他にも、広島や北海道など地方都市の就航も回復する傾向にある。写真は広島平和記念公園。ペク・ジョンヒョン記者
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