民間宇宙船が初めて月面着陸…「人類の巨大な飛躍」
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2024.02.24 12:14
米国の民間航空宇宙企業インテュイティブ・マシンズが開発した無人月探査機「オデュッセウス(ノバC)」が22日(現地時間)、月面着陸に成功した。米国の宇宙船が月に到達したのは1972年のアポロ17号以来52年ぶり。民間企業の探査機が月面に無事着陸したのは世界初めてで、民間宇宙探査時代の開幕を知らせたという評価が出ている。
ロイター通信などによると、オデュッセウスはこの日午後6時23分(日本時間23日午前8時23分)、月の南極付近のクレーター「マラパートA」周辺に着陸した。15日に地球を出発してから7日17時間後だ。飛行距離は約63万キロ。オデュッセウスは今後7日間、着陸地点の月の南極付近で月の地形と資源、潜在的な危険などを綿密に調査する予定だ。