【社説】韓国専攻医78.5%辞職事態…医師も政府も患者の苦痛に背を向けてはいけない
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2024.02.24 10:40
韓国政府が昨日、保健医療災難警報を最上位段階の「深刻」に引き上げた。首相を本部長とする中央災難安全対策本部(中対本)を設置した。新型コロナのような感染病事態でなく保健医療危機のために「深刻」段階に入ったのは初めてだ。
医学部入学定員拡大に反発する専攻医の集団行動事態はますます悪化している。中対本によると、22日現在、主要94カ所の病院で専攻医の約78.5%の8897人が退職届を出し、7863人が勤務地を離脱した。高熱を出した新生児が大雪の中で救急室を転々とした。一部の病院では「死亡、健康悪化などに対して責任を問わない」という誓約書まで受けている。