東海で24孔規模の探査ボーリング…韓国石油公社、10%の可能性に挑戦
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.23 08:35
韓国石油公社が早ければ今年末、東海(トンへ、日本名・日本海)で石油開発のための探査ボーリングを実施する予定だ。探査ボーリングは石油堆積物などを探索する目的でボーリング機械などを利用して土地の中に深く穴を掘ることだ。
22日、石油業界によると、石油公社は今年末あるいは来年初めに東海深海で最大24孔規模の探査ボーリングを行う計画だ。2022年から「広開土(クァンゲド)プロジェクト(国内大陸棚中長期総合探査計画)」を行っている石油公社が西海(ソへ、黄海)・南海(ナムへ)・東海を物理探査したうえで、東海深海が石油開発成功の可能性がある地域だと判断して探査ボーリング段階に移るということだ。探査ボーリング費用は1孔当たり600億ウォン(約68億円)程かかるだろうと業界はみている。通常、探査ボーリング1孔当たりの成功率は10%前後だと言われている。