輸出増えても内需は不振…韓国の企業体感景気、3年5カ月ぶり低水準
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.22 09:06
企業の体感景気が悪化し3年5カ月ぶりの低水準を示した。内需不振と不動産プロジェクトファイナンス(PF)不良の余波などが重なった影響だ。輸出企業の業況は相対的に改善されたが、全般的な体感景気悪化を防ぐことができなかった。
韓国銀行が21日に明らかにしたところによると、2月の全産業業況実績企業景況判断指数(BSI)は前月より1ポイント下落した68を記録した。2020年9月の64以降で最も低い水準だ。昨年10~12月に70を維持し今年に入って2カ月連続で下がった。現在の経営状況に対する企業家の判断を盛り込んだBSIは100より低いほど否定的回答が多いという意味だ。今月の調査は5~14日に全国3305社を対象に実施した。