現代自動車に技術伝えた「エンジンの師匠」三菱…インドで教え子に挑戦状
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.20 07:24
インドが世界の自動車メーカーの新たな激戦地に浮上している。供給網多角化を推進する主要自動車メーカーにはインドが新たな「世界の工場」として浮かび上がっているからだ。すでに飽和状態となった世界市場にいくらも残っていない成長市場である点も魅力要素だ。
日本経済新聞は19日、三菱商事がインドのTVSグループと合弁法人を設立しこの夏にインド市場に進出すると報道した。ホンダのインド販売を担当しているTVSは車両販売業を分社して新法人を設立し、三菱商事は30%を出資する。新法人は日本の他のブランドをインドで販売し、整備や保険サービスなどに事業を拡張する計画だ。現代(ヒョンデ)自動車グループも昨年インドにあるゼネラルモーターズ(GM)のタレガオン工場を買収し現地生産施設を拡充した。最近ではインド法人上場説に対する見通しも出ている。自動車業界関係者は「現代自動車は1976年のポニー生産当時、三菱自動車からエンジンや変速機技術を供給されたが、インドで『師匠と教え子』の間で競争を繰り広げることになる格好」と話した。エコノミックタイムズなど主要外信は19日、「インド政府の輸入関税政策延長が決定されテスラのインド投資の可能性が大きくなった」と伝えた。