【コラム】北朝鮮の宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに滞在する日(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.19 15:13
2025年3月7日8時45分、ロシアのボストーチヌイ宇宙基地。オレンジ色の炎を噴きながらソユーズ2ロケットは打ち上げられた。国際宇宙ステーション(ISS)の滞在任務を交代する73番目の遠征チームが搭乗した。ロシア人2人に追加で1人が乗ったが、国籍と名前は極秘にした。3時間が経過した11時50分ごろ、ロシア連邦宇宙局ロスコスモスはソユーズMS-27がISSとのドッキングに成功したと短く発表した。翌日晩、チャンネル1のニュースの画面には東洋人女性1人がロシア宇宙飛行士2人の前に立った。
「こんにちは。朝鮮民主主義人民共和国国家宇宙科学技術局のチョ・ソンヒャンです。私はロシアのセルゲイ・リジコフ、ペスコフ・キリル同志とロシアのザーリャモジュールで今これから2週間科学任務を遂行して帰還する計画です」。