「ナワリヌイ氏死亡前に刑務所の監視カメラ遮断」…遺体も行方不明
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.19 06:57
ロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の疑問死が大きな波紋を起こしている。米国をはじめとする西側ではロシアのプーチン大統領が背後にいると主張する。
ナワリヌイ氏は3月15~17日のロシア大統領選挙を1カ月後に控えた16日に死亡した。ロンドン大学ロシア研究所のマクシム・アリュコフ研究員は17日、英インディペンデントに「ナワリヌイ氏の死は3月の大統領選挙を念頭に置いた政治的殺人」と指摘した。彼は「プーチン政権によって今回の選挙が徹底的に統制されても、ナワリヌイ氏は潜在的に平和的な政権交代を熱望する反対の声の求心点になれる人物だった。反体制派に抵抗がどれだけ無駄なことかを見せるために殺害された可能性が高い」と付け加えた。