韓・キューバ電撃修交の「衝撃波」…金与正氏「日本首相が訪朝する日が来るかも」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.16 07:41
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の妹である金与正(キム・ヨジョン)労働党副部長が15日、日本と「新たな未来を一緒に開いていくことができる」と明らかにした。韓国とキューバが電撃修交を発表した翌日ということで、事実上「朝日修交」をにおわせることで正面対抗に出たといえる。その一方で、核・ミサイルや日本人拉致問題には言及しないことを条件に掲げるなど事実上の詭弁を展開した。
この日、朝鮮中央通信によると、金与正氏は談話で「日本が時代錯誤的な敵対意識と実現不可能な執念を勇気を持って畳み、互いを認めた基礎の上に、丁重な姿勢と信義ある行動で関係改善の新たな出路を開く政治的決断を下すのであれば、両国はいくらでも新しい未来をともに開いていくことができるというのが私の見解」と明らかにした。「岸田首相の今回の発言が過去の束縛から大胆に脱却し、朝日関係を前進させようとする真意から出発したのであれば、肯定的と評価されない理由はないと考える」としながらだ。