テスラ、先月韓国で1台だけ売れた…EV「高速逆走行」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.10 11:13
電気自動車(EV)大手のテスラ車が先月、韓国でたった1台(Model Y)だけ売れた。ブルームバーグ通信は「韓国政府のEV補助金が2月に発表され、通常韓国消費者は1月にはEV購入を先送りする」としつつも「高金利・インフレ、バッテリー火災や急速充電器不足などで韓国のEV市場の成長が鈍化した」と6日(現地時間)、指摘した。
昨年、米国1位レンタカー会社「ハーツ」は保有したEV5万台のうち2万台余りを再び内燃機関車と入れ替えた。EVは(1)維持費が大幅に上昇し(2)中古車で売るときに減価率が高く(3)客も予想ほどはEVを望んでいない--というのがその理由だ。最近「EV市場成長にブレーキがかかった」というニュースが特に多い。先を争ってEV生産にドライブをかけていた完成車メーカーも戦略修正を始めた。なぜこのような状況が広がったのか、なぜEVの疾走はこのように立ち止まってしまったのか。