「G2経済戦争」から中国を締め出す米国「10年間の格差がさらに広がる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.01.30 16:09
世界1・2位経済大国である米国と中国の経済規模格差が昨年さらに拡大したことが分かった。コロナ禍以降、米国経済はソフトランディング(景気低迷のない物価安定)への期待が高まる反面、中国はデフレーション(景気低迷の中の物価下落)に対する懸念が拡大している。今後10年間、両国の格差がさらに広がる可能性があるとの展望も出ている。
25日(現地時間)、ブルームバーグ通信は昨年米国の名目国内総生産(GDP)増加率が6.3%で、中国(4.6%)を大きく引き離したと報じた。ブルームバーグは「名目GDPが国家経済規模を測定する唯一の方法ではないが、コロナ禍に伴う経済危機以降、米国の回復傾向が強まっているという意味」と説明した。