「犯罪収益1000億ウォン、罰金20億ウォン」…中国の産業スパイが韓国で横行する理由(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.01.30 11:10
ソウル中央地検が3日に半導体蒸着装備関連の営業秘密を中国に持ち出した容疑で逮捕起訴したサムスン電子元部長と協力会社社員が代表的な事例だ。半導体8大工程のひとつである蒸着技術は半導体小型化を決定する核心技術だ。
検察などによると、元部長は2022年2~3月に中国企業の開発提案を受け元部長が総括するプロジェクトチームを結成して合計5社から社員を引き抜いた後、2022年5月に協力会社のオフィスで設計図面1120枚を出力して持ち出したり、数カ月にわたり中国企業のサーバーやウィーチャットなどに営業秘密600ページ以上を上げる形で核心技術を持ち出した。