現代自動車・起亜営業利益27兆ウォン…「万年1位」サムスン電子抜く
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.01.26 09:07
現代(ヒョンデ)自動車グループが韓国自動車産業の歴史に新たな1ページを加えた。現代自動車と起亜(キア)は昨年国内上場企業営業利益1・2位を占めた。過去14年間、国内上場企業営業利益1位を守ってきたサムスン電子を現代自動車が抜いた。現代自動車・起亜は合計営業利益26兆7348億ウォン(約2兆9487億円)を記録した。現代モービス・グロービスなど核心系列会社まで合算すると現代自動車グループ4社が昨年あげた営業利益は30兆5841億ウォンとなる。
現代自動車と起亜は25日、それぞれ企業説明会(IR)を開いて昨年の年間実績を発表した。まず現代自動車は昨年連結売上162兆6636億ウォン、営業利益15兆1269億ウォンで歴代最高実績を記録した。売上は前年比14.4%、営業利益は54%増加した。現代自動車が年間基準営業利益10兆ウォンを越えたのは今回が初めてだ。営業利益率も前年比2.4%ポイント上昇した9.3%で、電気自動車(EV)ライバルであるテスラの昨年営業利益率(8.2%)を抜いた。現代自動車は昨年合計421万6898台の車両を販売した。