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世界で1秒に53個ずつ売れた…2年連続売り上げ1兆ウォン記録した韓国の即席めん

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.01.24 16:59
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農心(ノンシム)の「辛ラーメン」が昨年過去最大の売り上げを記録し、2年連続で販売額1兆ウォンを達成した。農心は24日、昨年辛ラーメンの売り上げが前年比14%増加した1兆2100億ウォン(約1340億円)を記録したと明らかにした。昨年の販売量は16億6000万個で、各国で辛ラーメンが1秒間に53個ずつ売れた格好だ。1986年の発売当時から2023年まで累積売上額は17兆5100億ウォン、累積販売量は約386億個と集計された。

辛ラーメンは1991年から昨年まで33年間にわたり韓国の即席めん市場でシェア1位の座を守っている。農心は海外市場を狙って1996年に中国・上海から始まり、1998年に青島、2000年に瀋陽、2005年に米ロサンゼルスに工場を作り生産基地を拡大した。その結果、2021年からは海外売り上げが韓国国内売り上げを上回り始めた。2019年に6対4だった国内と海外の売り上げ比率は2022年には4対6に逆転した。昨年の辛ラーメンの海外販売額は7100億ウォンで売り上げの59%を占めた。

 
特に米国での人気が海外での実績を牽引した。昨年米国法人の辛ラーメン売り上げは前年比19%成長し、海外売り上げ増加分の半分を占めた。農心は「2022年5月に稼動を始めた米国第2工場を通じて供給量を拡大し、広報とマーケティングをより積極的に展開した。昨年コストコ、ウォルマートなど米流通大手を中心に売り上げが大きく膨らんだ」と説明した。

米国以外にも日本ではコンビニエンスストア、オーストラリアでは大手量販店を中心に営業を拡大した結果、前年比で売り上げが日本は19%、オーストラリアは26%増えた。ベトナム法人はハノイ、ホーチミンなど大都市を中心にフラッグシップストアが良い反応を得て1年前より売り上げが58%増加した。

国内売り上げは5000億ウォンで前年より14%増加した。農心は高物価により消費者が相対的に価格の安い即席めんがよく売れたものと分析した。農心関係者は「今年はラテン系消費者を積極的に攻略する一方、韓国でも多様な消費者を対象にしたマーケティング活動を強化する計画」と明らかにした。



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    2024.01.24 16:59
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    米ニューヨークの路上で農心の海外モデルがカップ入りの辛ラーメンを食べている。[写真 農心]
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