今度はパキスタンがイランに報復空襲(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.01.19 08:33
パキスタンが18日(現地時間)、イラン領土内の武装団体の拠点を空襲した。2日前にイランがパキスタン内の武装組織を空襲したことに対する報復攻撃だ。イスラエル-ハマス戦争に続いて、紅海をめぐるイエメンの親イラン武装組織フーシ派と米国・英国などの武力衝突が増え、中東の葛藤が周辺地域にも広がる状況だ。
BBC・アルジャジーラ放送などによると、パキスタン外務省はこの日、「きょう午前、イランの(南東部)シスタンバルチェスタン州のテロリストの隠れ家に一連の精密な軍事攻撃を遂行し、複数のテロリストが死亡した」と明らかにした。イラン国営テレビはパキスタン側が国境付近のサラバン市の村をミサイルで攻撃し、女性・子どもを含む少なくとも9人が死亡したと報じた。今回の攻撃はイラン-イラク戦争(1980-88年)以来36年ぶりにイラン領土で発生したミサイル攻撃だったと、アルジャジーラは伝えた。